空き家を現状のまま売りたい場合や更地にして売る方法!必要な費用とは?

2022-08-02

売却

空き家を現状のまま売りたい場合や更地にして売る方法!必要な費用とは?

この記事のハイライト
●空き家を費用をかけずに売りたい場合には、古家付き土地として売るのが良い
●空き家が古い場合や管理が難しいが直ぐに売りたい場合には、更地にして売り出す方が向いている
●空き家の売却には、さまざまな費用や税金がかかる

相続や遠方に住んでいるなどの理由から空き家となってしまっている不動産をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
空き家のまま放置してしまうと、不動産は劣化してしまいより使い道が少なくなってしまいます。
そこで空き家の売却を検討する方が増えています。
空き家となっている家を解体しても費用がかかるため、現状の状態で売りたいという場合と住める状態じゃないから更地にして売却するという場合があると思います。
ここでは、それぞれの場合の売却するポイントについてや、空き家を売却する場合に必要な費用について解説します。
加古川市や稲美町、播磨町、高砂にて空き家の売却をご検討中の方は、しっかりと確認して売却する際の準備をしていきましょう。

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空き家を売りたい!現状のまま売る場合のポイント

空き家を売りたい!現状のまま売る場合のポイント

空き家を相続した場合や遠方にある空き家の場合は上手に活用できていないということも多いのではないでしょうか。
空き家を売りたいが、なるべく手をかけずに売りたいという方に向いている売り方が「古家付き土地」として売却することです。
中古住宅として売却するのとどのように違うのかメリットを踏まえて解説していきます。

古家付き土地とは

空き家となっている不動産を現状のまま売りたい場合には、「中古住宅」や「古家付き土地」として売り出すことができます。
この売り出し方に明確な基準はありませんが、築20年程度経っている場合には「古家付き土地」として売りに出すケースが多いです。
現状のままでは住んで生活できないほど傷んでいる場合には、売却後に解体して更地にして利用してもらう想定で古家付き土地として売り出します。
中古住宅として売りに出すと、建物をそのまま利用することを前提に購入を検討する方が多いですが、古家付き土地として売りに出す際は、土地としての購入を検討され購入後に新築で建築する方が多くなります。

古家付き土地として売るメリット

古家付き土地として売り出すことで、いくつかのメリットがあります。
解体費用がかからない
空き家を売りたい場合に、更地として売り出すこともできますが、その場合は解体が必要となり、費用がかかってしまいます。
しかし、古家付き土地として売り出すことで、現状のまま売り出すことができるため、解体費用を負担することなく売却することができます。
リノベーション客が検討する
空き家を現状のまま売りに出すことで、購入後買主がリノベーションをしてそのまま生活する可能性も残すことができます。
このため、更地にしての売却とは違うニーズに応えることができます。
固定資産税の軽減が受けられる
不動産を更地のまま保有している場合と建物が残っている場合では、固定資産税の支払い額が異なります。
そのため、不動産の維持費用を抑えることができ、焦って売却する必要がなくなります。
しかし、空き家を管理せずに放置して特定空き家に認定されてしまうと、更地の状態と同様に固定資産税が高くなってしまいますので、注意が必要です。
解体や維持費用などの費用をかけずに売りたい場合には、古家付き土地として空き家を売り出すほうが更地にするよりも費用を抑えられるでしょう。

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空き家を売りたい!更地にして売る場合のポイント

空き家を売りたい!更地にして売る場合のポイント

空き家を解体して更地として売りたい場合のポイントについてご紹介します。

更地とは

更地とは、空き家や建物を解体して土地だけの状態にして売り出すことを言います。
更地として売り出すことで、新築を検討している方も購入者に狙うことができます。

更地で売却するメリット

更地にして売却する際のメリットには以下のものがあります。
買主がつきやすい
新築を建築するために不動産を購入する場合、古家付きで購入すると買主は解体費をかける必要があります。
その分、更地であれば解体費用がかからず、解体に要する日数や手続きも不要となり、購入者がすぐに次の建築を始めることができます。
土地の状況を見やすい
更地の状態であれば、古家が建っているときと比較して、土地の状態が見やすくなります。
建物を建築する場合には、事前に広さや日当たり、境界、高低差などしっかりと把握しておきたい点が多くあります。
更地であれば、このような注意点を事前にしっかりと確認することができるので、購入者も安心して土地を購入することができます。
そのため、売主においてもトラブルを防止でき、買主を早く見つけることができるようになります。
空き家が遠方にあり、建物の管理ができない方や早く売りたい場合には、更地にして売り出す方が良いでしょう。

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空き家を売りたい!売るときにかかる費用や税金とは

空き家を売りたい!売るときにかかる費用や税金とは

空き家を売る場合には、いくつかの費用や税金が発生します。
事前にどのような費用がかかるのか確認しておき、売却計画を立てておきましょう。

相続登記費用

空き家を相続した場合には、相続登記をして不動産の所有者を売主本人にしないと売却することができません。
相続登記は、一般的には司法書士がおこなうことが多く、司法書士に支払う報酬料として数万円の費用が必要になります。

譲渡所得税

空き家を売りたい場合には、売却した金額から取得した費用などを差し引いて残る売却益に対して、税金が課税されます。
譲渡所得税は、空き家を所有してからの年数に応じて税率が異なり、所有してから5年未満の場合には、39.63%の税率がかかります。
5年以上所有している場合には、20.315%の税率となるため、空き家を取得してからどのくらいの年数がたっているのかをしっかりと確認しておくことが大切です。

解体費用

空き家を更地にして売却する場合には、建物の解体費用がかかります。
建物の大きさや構造、アスベストが含まれているかによって費用は異なりますが、100万円以上は想定しておくと良いでしょう。
特に築年数が建っている空き家の場合には、アスベストが含まれている可能性が高く、含まれている場合には解体費用が高くなってしまいますので、ご注意ください。

建物滅失登記費用

空き家を解体して売却する場合には、建物についている登記を滅失しておかないといけません。
ご自身で書類を取り寄せて手続きすることもできますが、司法書士に代理で依頼することもできます。
司法書士に滅失登記を依頼する場合には、数万円の報酬料が発生します。

仲介手数料

売却が成立すると、売却を仲介した不動産会社に成功報酬として、仲介手数料の支払いが発生します。
仲介手数料は、売却金額によって異なりますので、査定時にご確認ください。

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まとめ

空き家を売りたいときには、そのまま中古住宅として売り出す方法や古家付き土地、更地にして売り出す方法があります。
それぞれにはメリットとデメリットが存在し、空き家をしっかり管理できている場合やあまり費用をかけずに売りたい場合には、古家付き土地や中古住宅として売り出す方が良いでしょう。
空き家の状態があまり良くない場合や遠方で管理ができないときには、更地にして売り出すと良いでしょう。
それぞれの売り出し方で必要な費用も変わってきますので、しっかりと事前に確認して、計画的な空き家の売却をしていきましょう。
ジービーハウスでは、加古川市を中心に不動産の売却をお手伝いしております。
空き家を売りたい方や売却をご検討中の方は、お気軽にジービーハウスまでお問い合わせください。

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